ビートたけしのプロフィール
ビートたけし(1947年1月18日 – )は、日本のお笑いタレント、司会者、映画監督、俳優である。本名:北野 武(きたの たけし)。東京都足立区島根出身。
ビートたけしの名言&格言集
ビートたけしの名言・格言 1 / 134
夢をもて目的をもて、やれば出来る。こんな言葉に騙されるな。
ビートたけしの名言・格言 2 / 134
暴力シーンは淡泊に撮るが、音には凝っている。
俺の映画で使っている銃の発射音はすべて本物だ。
役者がトカレフを撃っているときは、ちゃんとトカレフの音がしている。
床に転がる薬莢の音までが本物だ。
俺のところには、世界に出回っているほとんどの銃やマシンガンの発射音の、膨大なコレクションがある。
音響さんがアメリカに行って、ものすごい苦労をして録ってきてくれたのだ。
言わなきゃ誰もわからないだろうけれど、不思議なもので、観客は無意識にその違いを感じている気がする。
ビートたけしの名言・格言 3 / 134
おいら、上に立つ人間っていうのは完全に孤独じゃなきゃいけないって思う
ビートたけしの名言・格言 4 / 134
何も無くていいんだ。
人は生まれて、生きて、死ぬ、これだけでたいしたもんだ
ビートたけしの名言・格言 5 / 134
世代が違うと話が合わないなんて言うのは間違い。
話が合わないんじゃなくて、話を引き出せない自分がバカなのだ。
年寄りとお茶を飲んでいて、「おじいちゃん、この茶碗は何?」って聞けば、何かしら答えが返ってくる。
きっかけさえ作ることができれば、思いもよらない話が聞けることもある。
相手はいい気持ちになれるし、こっちは知らなかったことを知る。
相手が小学生だって同じだ。
ビートたけしの名言・格言 6 / 134
勉強するから、何をしたいか分かる。
勉強しないから、何をしたいか分からない
ビートたけしの名言・格言 7 / 134
年齢は関係なくて、無茶を出来るスピリッツを持っているかが問題
ビートたけしの名言・格言 8 / 134
邦画が元気いいってよく耳にするけど、オイラには停滞しているようにしか思えない。
映画の技術が進歩してても、やってることは相変わらずでさ。
ビートたけしの名言・格言 9 / 134
努力ってのは宝くじみたいなものだよ。
買っても当たるかどうかはわからないけど、買わなきゃ当たらない
ビートたけしの名言・格言 10 / 134
仕事もうんこも踏ん張って。
ビートたけしの名言・格言 11 / 134
おそらく脳には、節電モードみたいなものがついていて、ちょっと慣れてくると、すぐに楽をしようとする。
絵でいうなら、描き慣れるということがある。
たとえば、ゴリラの絵を描くとする。
初めてだから上手く描けないんだけど、絵としては悪くない。
ところが、調子に乗って同じゴリラの絵を何枚も描いていると、だんだん手が慣れてきて、すらすら描けるようになる。
そうなると、絵としてはつまらない。
描き慣れた絵は、見てもあんまり感動しない
ビートたけしの名言・格言 12 / 134
世間では妙にありがたがっている部分もあるけど、若さって俺は大した特典ではないと思う。
年齢は関係なくて、無茶をできるスピリットを持っているかが問題。
ビートたけしの名言・格言 13 / 134
感情というのは抑えるのが当然なのに解放するのがいいって風潮になってしまった
ビートたけしの名言・格言 14 / 134
自分は漫才師になったので今がある、物理学の道に進んでいたら、もう既にノーベル賞を取っている
ビートたけしの名言・格言 15 / 134
人生に幸せなんて求めること自体勘違いなんだよ。
ビートたけしの名言・格言 16 / 134
立派な師匠って言うのは、何百人もの弟子をみんな食わせた。
芸人としてはやっていけないような奴まで食わせている。
そういう師匠はやっぱり凄いと思うんだ。
ビートたけしの名言・格言 17 / 134
仕事ができて、家庭でもいい父親なんてことはありえないよ。
ビートたけしの名言・格言 18 / 134
どんなにワインに詳しくても、ソムリエにワインのことを語ってはいけない。
そんなことをしたら、ソムリエは何も大切なことを教えてくれなくなる。
「このワインはどうして美味しいの?」と、聞くべきなのだ。
ビートたけしの名言・格言 19 / 134
俺はまだ、何かに喧嘩を売っている。
ビートたけしの名言・格言 20 / 134
(成功の秘訣は)あるとすれば、どこに行ってもトイレ掃除を実践していることぐらいでしょうか
ビートたけしの名言・格言 21 / 134
若いのが作法を学ばないのは、手本になる大人がいないからだ。
少なくとも男にとっての作法は、ある種の憧れだったり、「あのときのあの人は格好良かったな」という記憶だ。
身近にそんな人がいたら、強制なんかされなくたって真似したくなる。
鮨の食い方にしても、酒の飲み方にしても、昔はそうやって格好いい大人の真似をして覚えたものだ。
そう考えると、年寄りが「いまの若いのは作法がなってない」と言うのは、天にツバするのと同じことかもしれない。
ビートたけしの名言・格言 22 / 134
この前実家いったらさ、母親が「タクシー使って病院行くから金よこせ」ていうんだよ。
仕方ないから金渡したらさ、あのばばあ老人手帳もってタダ乗りバスしてやがんの。
バスの中からニコニコ笑って手振ってやがった。
一枚上手だよな。
ビートたけしの名言・格言 23 / 134
オレはまだまだ変わっていくよ。
ドキドキしたいからね、自分に
ビートたけしの名言・格言 24 / 134
(天才とは)運と才能と、あと努力…。
ごく普通のことを人一倍やった人だよ。
そして運は必要だよ
ビートたけしの名言・格言 25 / 134
快感にはみんな暴力的なものが内在してんだよ。
ビートたけしの名言・格言 26 / 134
「体罰反対。何事も話し合いで」という理想論もいいんだけど、体罰教育をしなかった結果、
教師やオヤジなどの大人を怖がらないどころか逆になめ切るだけのガキになってついには教師もオヤジも子供からぶっ飛ばされるという世の中になってしまったんだよ。
ビートたけしの名言・格言 27 / 134
もし戦争反対と言うなら、自分が殺されても構わないという覚悟ができなければ嘘だね
ビートたけしの名言・格言 28 / 134
人生で楽しいことばかりじゃない。
苦しいと思うことも生きている証だと思えば楽しめる
ビートたけしの名言・格言 29 / 134
他人への気遣いで大切なのは、話を聞いてやることだ。
人間は歳を取ると、どういうわけかこれが苦手になるらしい。
むしろ、自分の自慢話ばかりしたがるようになる。
だけど、自慢話は一文の得にもならないし、その場の雰囲気を悪くする。
それよりも、相手の話を聞く方がずっといい。
ビートたけしの名言・格言 30 / 134
スポーツ新聞に「たけし、再起不能か?」なんて書かれた、あの原付バイクの事故からもう12年の歳月が過ぎている。
あの事故を境にして、生きていることに、あまり興味がなくなった。
あの事故でわかったことは、運命なんてものは、自分でどうにか動かせるものじゃないということ。
どんな運命が待っていようと、それをそのまま受け入れるしかない。
ビートたけしの名言・格言 31 / 134
自分の子供が、何の武器も持っていないことを教えておくのは、ちっとも残酷じゃない
ビートたけしの名言・格言 32 / 134
金のことでつべこべ言うと、母親にこっぴどく叱られたものだ。
誰だって、金は欲しいに決まっている。
だけど、そんなものに振り回されたら、人間はどこまでも下品になるというのが俺の母親の考えだった。
貧乏人のやせ我慢と言ったらそれまでだが、そういうプライドが、俺は嫌いじゃない
ビートたけしの名言・格言 33 / 134
(アウトレイジについて)人間はあまりに痛かったり暴力的過ぎると、つい笑ってしまうことがある。
笑わせる気は全然ないのですが、極限状態で笑うしかないという部分のある映画
ビートたけしの名言・格言 34 / 134
どんなに売れても、300人、400人の客前で上がらないようなヤツは芸人として感受性がないだろ。
俺、今もすごい上がり症だしな
ビートたけしの名言・格言 35 / 134
世間一般ではアニメオタクとかフィギュアオタクとか、秋葉原をうろついてるやつらを何か差別的に指してるみたいで困るんだけど、
ひとつのことにこだわって情熱を傾ける人たちをオタクと呼ぶとしたら、オタクになれるのは実にすごいことだと思うよ
ビートたけしの名言・格言 36 / 134
人間のやることは不思議で、不条理なのだ。
俺だって、アフリカで何万人もの人が飢え死にしているっていうのに、映画なんか撮っている。
ビートたけしの名言・格言 37 / 134
友情というのはこっちから向こうへ一方的に与えられるもので、向こうから得られる何かではない。
友情とは自分の相手に対する気持ちだ。
ビートたけしの名言・格言 38 / 134
人間の知恵や創造力は、壁や障害があってこそ豊かに発揮される。
分厚い壁が目の前にあれば、子供は放っておいても、なんとかしてそこから自由になろうともがく。
壁をぶち壊そうとする奴もいれば、壁の下に穴を掘ろうとする奴もいるだろう。
壁の内側に、誰も気づかなかった自由を見つける子供もいるだろう。
知恵や創造力で壁を乗り越えるところに、自由の喜びがある。
何でも自由にやっていいよという世界では、知恵も想像力も働かせる必要がない。
最近の子供にはやる気がないというけれど、それはそういうことの当然な帰結なのだろう。
ビートたけしの名言・格言 39 / 134
映画は“間”で決まる。これはもう完全にそう。
ビートたけしの名言・格言 40 / 134
戦争が終わって、人は自由になった。
だけど、自由になった個人は、自由になった自分にものすごい不安を抱いている。
なんでも自由にやっていいんだよと言われた途端に、自分が何をしたらいいかわからなくなってしまった。
だから、誰でもいいからリーダーを探してくっついていこうとしたり、なんとしてでも友達の輪の中に入れてもらおうとする。
ビートたけしの名言・格言 41 / 134
全部まとめてエンターテイメント。
ビートたけしの名言・格言 42 / 134
芸人の実力が人気に追いついてきて『いい芸してるね』『技術があるね』なんて批評されはじめた頃には、もうブームは終わりに向かってるってことなんだよな
ビートたけしの名言・格言 43 / 134
我々みたいのが天才のふりをするためには、捨てなきゃいけないものが一杯あるんだよね。
ビートたけしの名言・格言 44 / 134
稽古を一年やったやつと、十日舞台に出た漫才師がいたとしてさ、その実力の差っていうのは、舞台に出た奴が勝つに決まってるわけだから。稽古は駄目なんだよね。現場に出ないと。
ビートたけしの名言・格言 45 / 134
俺は俺自身のためにい映画をつくる。自分のために撮って、あとは「アンタも見る?」と聞くだけだ。映画監督なんてやってる人は、たいてい映画が好きなわけだけど、その好きにも2種類ある。映画監督が目的になっている人と、監督が手段に過ぎない人だ。監督が手段という人にとって、映画は表現手段のひとつだ。だから、自分の映画を客観的に見る目を持っている。
ビートたけしの名言・格言 46 / 134
人は何か一つくらい誇れるものを持っている。何でもいい、それを早く見つけなさい。
ビートたけしの名言・格言 47 / 134
夢は、夢。目標とは違うんだけど、勘違いしてる奴が「夢をもっていきなきゃ」なんてごちゃごちゃにしている。
ビートたけしの名言・格言 48 / 134
子供の教育で大切なのは、タガのはめ方と、外し方なのだ。
タガを外しすぎれば、桶はバラバラになってしまう。
タガをきつくはめすぎても長持ちしない。
自由に何でも好きなことをしなさいと言われたって、何をしていいかわからないという子供が多いんじゃないか。
自由というのはある程度の枠があって初めて成立する。
なんでもやっていいよという枠のない世界にあるのは、自由ではなくて混沌だ。
子供に自由の尊さや、喜びを教えたいのなら、きちんとした枠を与えてやるべきなのだ。
ビートたけしの名言・格言 49 / 134
ワールドカップを観ていて相変わらず「感動をありがとう」なんて言ってるやつはもうてんで駄目なんだよ。
ほんとうの感動は、やった奴しか分からない。
ビートたけしの名言・格言 50 / 134
人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。
そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ
ビートたけしの名言・格言 51 / 134
俺、海で泳いだことないんだよね。
だってほらコースもゴールもないでしょ。
ビートたけしの名言・格言 52 / 134
個人とか、個性を大切にするのが現代社会の特徴だ、みたいなことを言うけれど、現実にはその正反対のことが起きている。
実際には、個人が社会の中に埋没して、個人の命が社会という巨大な機械に組み込まれた部品のひとつになってしまった。
しかも、その部品の代わりはいくらでもある。
だからこそ逆に、個人主義とか言い出したんじゃないだろうか。
個人の自由を極端に制限した戦争中の方が、むしろ個人というものを際立って意識できていたような気がする。
ビートたけしの名言・格言 53 / 134
人生を楽しむ秘訣は早めに死ぬこと
ビートたけしの名言・格言 54 / 134
人は生まれて、生きて、死ぬ、これだけでたいしたもんだ。
ビートたけしの名言・格言 55 / 134
臭いものには蓋をする文化とでもいうか、最近は世間がとにかくきれいごとの、その場しのぎばっかりするようになった。
そんなものは、差別用語の問題と同じ話で、ものごとの本質には何も手を触れずに、表面に覆いをかけて誤魔化しているだけのことだ。
ビートたけしの名言・格言 56 / 134
メディアは、大きなものに対して闘うと言ってるわりには、広告主なんかに対しては弱かったりしてね。
最近はそれがバレちゃってるんで、メディアに対してみんなの意見が冷たいんじゃないですか
ビートたけしの名言・格言 57 / 134
全てはおふくろから始まった。
ビートたけしの名言・格言 58 / 134
生きる事に理由をつけるのは構わない。
あそこの蕎麦が食いたいとか、来週のドラマの続きを見たいとか でも、死ぬことに理由をつけちゃいけねぇんだ
ビートたけしの名言・格言 59 / 134
いい漫才をしているときは、何をしゃべったか憶えてなかった。
いい映画を撮っているときは、神経がピリピリしてくる。
いい絵を描いているときは、よだれが垂れる。
集中しているかどうかってことなんだろうが、では、どういうときに集中するかっていうと、これがよくわからない。
自分でコントロールできるものではないようだ。
わかるのは、集中しているときは、脳みそを全部使っている感じがするってことだ。
ビートたけしの名言・格言 60 / 134
俺ほどマザコンいないんじゃないかな、さみしくなるよなぁ。
ビートたけしの名言・格言 61 / 134
完ぺきな映画なんてありえない。
いつもこれが最高傑作だと思って映画をつくっているけれど、完成して試写を見た瞬間から、もう次の作品のことを考え始めている。
今度こそ、すごい作品を撮ろう。
ビートたけしの名言・格言 62 / 134
30過ぎて親を許せないやつはバカだ。
ビートたけしの名言・格言 63 / 134
思う通りにやって駄目だったら それだけのことって納得できるけど、 他人の言うことを聞いて駄目だったらどうにもならないよ。
ビートたけしの名言・格言 64 / 134
へりくだった心をもって互いに相手を自分より優れた者としなさい。
ビートたけしの名言・格言 65 / 134
自分を客観的に眺めて、生きていることを演出するとしたら、一番の理想は、いい映画を撮れたときに死ぬことだ。
しかし、映画っていうものは完成した瞬間に、気に入らないところが次々に見えてくる。
自分の映画に、満足することはない。
満足するようじゃ映画監督なんて続けられない
ビートたけしの名言・格言 66 / 134
生きてるだけで幸せだっていうかさ。生きてるからガックリできんだもん
ビートたけしの名言・格言 67 / 134
(1994年のバイク事故で)生死の境をさまよった事故以来、生きることに対する執着なんかなくなったね
ビートたけしの名言・格言 68 / 134
父親は子供が最初に出会う、人生の邪魔者でいいのだ。
子供に嫌われることを、父親は恐れちゃいけない
ビートたけしの名言・格言 69 / 134
あの時(バイク事故)は完全にうつ病だったな。だってなんでバイクなんか買ったのかも覚えてないもん。ふだん乗らないし。
ビートたけしの名言・格言 70 / 134
芸人をやって、映画監督をして。ビートたけしをして、北野武でもいるといういまの人生は、本当に疲れる。
弱音を吐くわけじゃないけれど、なにもこんなことをしなくても、人生の快感を得ることは、できたんじゃないかと思う。
コツコツと真面目に働いて、家族を守り、子供を育てる。
それだけでも、十分に人生を生きたいという満足感は得られる。
有名になろうが、いい映画をつくろうが、その満足感には大差がないだろうということは、この歳になってみればよくわかる。
とはいえ、もう一回、人生をやり直せたとしても、苦しくても何でも、熱い
ビートたけしの名言・格言 71 / 134
あいつ、裏切った、裏切ったって心の中に毒持って生きてくより、相手にいいことしてやったっていう感覚でいるほうがいいんだ。
だって、裏切りなんてこれからもじゃんじゃんあるんだから。
それをいちいち自分の問題にして抱え込んでたら大変なことになっちゃうもん。
ビートたけしの名言・格言 72 / 134
マイホームパパだかなんだか知らないが、いつもニコニコ笑っていて、子供の気持ちがよくわかる、物わかりのいい父親が理想だなんてことになった頃から、ども教育がおかしくなった。
駄目なものは駄目なんだと父親が教えてやらなきゃいけない。
父親が子供に媚びを売ってどうする。
結局は自分が可愛いだけのことなんじゃないか。
父親は子供が最初に出会う、人生の邪魔者でいいのだ。
子供に嫌われることを、父親は恐れちゃいけない。
ビートたけしの名言・格言 73 / 134
よく「被災地にも笑いを」なんて言うヤツがいるけれど、今まさに苦しみの渦中にある人を笑いで励まそうなんてのは、戯れ言でしかない。
しっかりメシが食えて、安らかに眠れる場所があって、人間は初めて心から笑えるんだ。
悲しいけど、目の前に死がチラついてる時には、芸術や演芸なんてのはどうだっていいんだよ
ビートたけしの名言・格言 74 / 134
TVをやっていて本番中に何人かこいつには負けたと思う奴がいる。
その何人かの代表はこいつ(明石家さんま)です。
ビートたけしの名言・格言 75 / 134
「人生はカネと女」ってはっきり言ってしまおう。。
そうやって欲望に正直に生きれば、日本人の顔も少しは活力ある顔に戻るんじゃないかな
ビートたけしの名言・格言 76 / 134
いまのたった今の時点で努力していない奴らは死ぬときに必ずオロオロするんじゃないのかって思う。
それまで何もやってきていないんだから。
なにひとつ自分に満足していないんだよね。駄目な奴は。
じゃあお前はどうだって言われると、いったい何をしてきたんだろうかって考えると、もう愕然としてくる。
強烈なんだ。その問いかけは。
どんなに素晴らしい人でも、それは誰にでも当てはめて言えるわけだし、これをしてきたって言える人間はいない。
やればやるほど、人間は抜けた部分に気づく。
だからやっぱり、人間自分の目の前にあること
ビートたけしの名言・格言 77 / 134
芸人だったら相手のレベルにチューニングを合わせてやって、喋れるようじゃなきゃしょーがねーよ
ビートたけしの名言・格言 78 / 134
何に興味あんの?って言ったら、やっぱ自分に一番興味あるしさ。
何に腹が立つ?って聞かれれば、やっぱ自分だしさ。
誰が一番好きかって言えば、これも自分自身なんじゃないかね。
ビートたけしの名言・格言 79 / 134
他の映画監督が使っているような、言葉は悪いけれど、見え透いたテクニックを使うのがどうにも照れくさい。
漫才とかコントで、わかりきったオチは言いたくないというのと同じ話だ。
水戸黄門の印籠みたいに、観客100人が100人とも「さあ印籠が出るぞ」ってわかっているところで、ちゃんと印籠を出してやるというのも、ひとつのテクニックなのはわかる。
けれど、俺はそういうことがしたくて映画を撮っているわけじゃない。
そういうことは他の人でもできる。
印籠の代わりに、陰嚢(いんのう)を出したらどうなるだろう?とか。
……そ
ビートたけしの名言・格言 80 / 134
映画に限らず、絵でも小説でも、どんな作品でも、自分がいいと思う以上の作品をつくることはできない。
他の人がどう感じるかなんて、どうやってもわからないのだから。
客観的に作品をつくるというのは、撮影の苦労や思い入れを忘れて、一人の観客として自分の映画を見るということだ。
マーケティングの結果がどうだからとか、世の中の流行がこうだからというような話とは、まったく関係ない。
ビートたけしの名言・格言 81 / 134
(ライブに)客が来るうちは花だな。
客が来なくなって辞めるのはいいんだよ。
でも自分の生活が安定したから辞めるっていうのは泥棒だよね。
ビートたけしの名言・格言 82 / 134
生きていればいいじゃんってこと。何もしないで死ぬのが一番嫌だな。
ビートたけしの名言・格言 83 / 134
成功の秘訣は、いちばんなりたいものじゃなくて、その人にとっては二番目か三番目の、違う仕事に就くこと。
自分にはもっとやりたいことがあるんだけど、今すぐにそれをできる能力はないから違うことをやってます。
それぐらい自分を客観的に見られるやつのほうが、成功する可能性は高い。
ビートたけしの名言・格言 84 / 134
料理人に会ったら料理のこと、運転手に会ったらクルマのこと、坊さんに会ったらあの世のことでも何でも、知ったかぶりせずに、素直な気持ちで聞いてみたらいい。
自慢話なんかしているより、ずっと世界が広がるし、何より場が楽しくなる。
たとえ知っていたとしても、一応ちゃんと聞くのだ。
そうすれば、専門家というものは、きっとこちらの知らないことまで話してくれる。
井戸を掘っても、誘い水をしないと水が湧いてこないように、人との会話にも誘い水が必要なのだ。
ビートたけしの名言・格言 85 / 134
将来はさ、将来はみんな不安なんだよ。
でもそれをあえて出さないほうが、 男としては、かっこいいと思わない?
ビートたけしの名言・格言 86 / 134
(ビートたけしの母、さきさんの言葉)貧乏は循環するんですよ。
貧乏人は金がない。金がないから学校に行けない。学校に行けないからろくな仕事に就けない。
稼げる仕事に就けないからこそ貧乏で、子どもを学校にやれない。
こんなこといっちゃ、お釈迦様が怒るかもしれないけど、貧乏ばかりが輪廻する
ビートたけしの名言・格言 87 / 134
作風が固まってしまったら、あえて捨てなきゃいけないかなと思う。
安定した成功なんて、この歳になったら当たり前のことなのだ。
「今度の映画も面白かったね」なんていわれても、そう無邪気には喜べない。
やっぱり、誰も撮ったことのない映画をつくりたい。
ビートたけしの名言・格言 88 / 134
今の社会は、人生とは何かとか、人間の生きる意味は何かみたいなことを言い過ぎる。
若い人には、それが強迫観念になっている。何かとそういうことを言う大人が悪いのだ。
自分たちだって、生きることと死ぬことの意味なんか絶対にわかってないくせに
ビートたけしの名言・格言 89 / 134
必死にやってもうまくいくとは限らなくてどうにもならないこともある。
それが普通で当たり前だってことの方を教えるのが教育だろう
ビートたけしの名言・格言 90 / 134
一生懸命アイディアをひねって、白い目で見られよう。
ビートたけしの名言・格言 91 / 134
タイミングは自分で作るんだよな。
ビートたけしの名言・格言 92 / 134
もう一回、人生をやり直せたとしても、苦しくても何でも、熱い人生を選ぶ。
ビートたけしの名言・格言 93 / 134
やるべきことを普通にやる。それでいいんじゃないですか?こだわりってそういうことでしょ。
ビートたけしの名言・格言 94 / 134
クジラの保護を叫ぶんだったらまず動物園の動物の開放が先だろ
ビートたけしの名言・格言 95 / 134
お笑いでも映画でも評価が上がったのは事故の後だからね。
ビートたけしの名言・格言 96 / 134
日本の政治もさ、インターン制にすればいい。
サッチャーとか暇そうな政治家を国内に入れて外国人政治家に任せればいいと思う。
ビートたけしの名言・格言 97 / 134
赤信号みんなで渡れば怖くない。
ビートたけしの名言・格言 98 / 134
情報って誰が出してるんだってことですよ。
広告をはじめ、いろんなところが、次はここに行かないといけないだとか、流れを作っていくわけですよ。
それにみんな家畜のように、檻から檻へと動かされている。
ビートたけしの名言・格言 99 / 134
(仕事の取り組み方について)一生懸命やったことをみんなに分からせるようなわざとらしい行為は良くない。
アイツ遊んでんなという風に見えるけど、よく見たら努力しているというようなそういう人間になって欲しい。
ビートたけしの名言・格言 100 / 134
(つまみ枝豆さん数百万の札束が入った紙袋を渡して)そのベンツ買えよ。
本当にその車乗りたいなら今買わなきゃダメだよ。
返せるときに返してくれればいいから。
ビートたけしの名言・格言 101 / 134
どうせ死ぬんだから、せめて生きている間は楽をしよう、という考えは僕の場合逆でさ、
どうせ死ぬとき楽になるんだから生きている間はとことん辛く生きよう、というのが僕の考え。
ビートたけしの名言・格言 102 / 134
金より芸が欲しい、権力より感性が欲しい。
ビートたけしの名言・格言 103 / 134
上野動物園で最もエサ代が掛かる動物は園長。
ビートたけしの名言・格言 104 / 134
役者もそうだと思うけど、客ものって自分ものってはいても、それを見ているもう一個の目はないとダメなんだ。
ビートたけしの名言・格言 105 / 134
テレビは日本人をかなりダメにしたと思うね。
でも大衆をダメにするものしか、たぶん儲からないんだ。
ビートたけしの名言・格言 106 / 134
お金がないことを、そのまま「下流社会」といってしまう下品さに、なぜ世の中の人は気づかないのだろう。
「武士は食わねど高楊枝」という気概はどこへ消えたのか。
うちは貧乏だったけれど、母親は商店街で投げ売りをしているような店には、絶対に並ばなかった。
どんなに遠い店でも、1円のお客を大切に扱う店に通っていた。
ビートたけしの名言・格言 107 / 134
変な言い方だけど、自分のために死んでくれる人間が何人いるよりも、
そいつのためなら命をかけられるって友達が1人でもいる方が、人間としては幸せだと思う。
ビートたけしの名言・格言 108 / 134
自分はまだ未熟だと言い訳にしてる奴が多いが、君達は完璧な人を見たことあるのか?
俺はここまでの人生で、まだ出会って無いし、これからも出会わ無いだろうよ。
ビートたけしの名言・格言 109 / 134
本当の感動は、やった奴しか分からない。
ビートたけしの名言・格言 110 / 134
いまの社会は、人生とは何かとか、人間の生きる意味は何かみたいなことを言いすぎる。
若い人には、それが強迫観念になっている。何かとそういうことを言う大人が悪いのだ。
自分たちだって、生きることと死ぬことの意味なんか絶対にわかってないくせに。
天国や地獄が本当にあるのかも、神様がいるのかいないのかも、誰も証明したことがないわけだ。
そういう曖昧な状態なのに、生きる意味を探せなんてことを言われたら誰だって迷うに決まっている。
ビートたけしの名言・格言 111 / 134
早く黒澤さんに次ぐ人が出てこなければ、日本の映画界も情けなくなっちゃう。
オイラの夢は、世界に通用する映画監督になることだね。
ビートたけしの名言・格言 112 / 134
側近を作るとか、若い奴と仲良くしようとか、そういうのはもう愚の骨頂。
ビートたけしの名言・格言 113 / 134
努力すれば、きっとなんとかなるって、そんなわけないだろう。
一所懸命やればなんとかなるほど世の中甘くないってことは、親とか周囲の大人が一番知ってんじゃねえか。
必死にやってもうまくいくとは限らなくて、どうにもならないこともある、それが普通で当たり前だってことの方を教えるのが教育だろう。
ビートたけしの名言・格言 114 / 134
死ぬのが怖くて、どうにもならない時期があった。
高校生から大学生にかけての時期は、毎日のように死について考え、死ぬことに怯えながら生きていた。
死んだら人間どうなるとか、天国や地獄があるのかとか、形而上学的な問題を思い悩んでいたのではない。
自分が生きているという快感がないまま、生きたって記憶も何もないまま、この世から消えることが怖かったのだ。
ビートたけしの名言・格言 115 / 134
お前にはその才能がないんだと、親が言ってやるべきなのだ。
ビートたけしの名言・格言 116 / 134
数学は哲学です。
すべての事象・物事はすべて数字で説明できます。
生きるもの全ては数字に支配されている
ビートたけしの名言・格言 117 / 134
原発復旧で活躍した職員に国民栄誉賞をあげろ。
ビートたけしの名言・格言 118 / 134
作法というのは、突き詰めて考えれば、他人への気遣いだ。
具体的な細かい作法をいくら知っていても、本当の意味で、他人を気遣う気持ちがなければ、何の意味もない。
その反対に、作法なんかよく知らなくても、ちゃんと人を気遣うことができれば、大きく作法を外すことはない。
駄目な奴は、この気遣いがまったくできていない。
人の気持ちを考えて行動するという発想を、最初から持っていないのだ。
ビートたけしの名言・格言 119 / 134
映画監督という、昔は思ってもみなかった仕事をするようになっても、やっぱり俺は理科系だなと思う瞬間がある。
シナリオを書いていて、因数分解みたいな作業を無意識のうちにやっている自分に気づくのだ。
だから理系の学部に入ったことは、間違いではなかった。
ただ、そこを卒業して、その先に敷かれているレールに乗って走っていく未来に、魅力を感じられなかった。
ビートたけしの名言・格言 120 / 134
昔から「運も実力のうち」なんて言葉があるとおり、おいらも所詮人間の成功なんて運があるかどうかに尽きると思ってる。
ビートたけしの名言・格言 121 / 134
生まれながらにして、死ぬときの対応の仕方を模索していくのが、人生のような気がする
ビートたけしの名言・格言 122 / 134
世間を楽しませているから自分も楽しむべきだって言うんじゃなくて、楽しませる域にいることが根本であって、一番凄いことなんだ。
それ自体が贅沢であってだな、それに加えて自分が贅沢するってのは余分なことなの。
ビートたけしの名言・格言 123 / 134
世界には何十億と女がいる。一人にフラれただけじゃないか。
ビートたけしの名言・格言 124 / 134
俺は怒ったり、命令したりはしない。
まずスタッフに聞く。「こういうふうに撮りたいんだけど駄目かな?」「このシーンはどうやって撮ればいい?」
最終的には自分のやりたいようにやっているのだが、もしかしたらもっといい意見が出るかもしれないから、まず聞くのだ。
みんな映画が好きでこの仕事をしているわけだから、意見を求められれば、一所懸命考えて働いてくれる。
だから手抜きなんか絶対にしない。
スタッフの能力を最大限に引き出すには、これが一番だと思っている。
ビートたけしの名言・格言 125 / 134
今でも薄目をあけてここが病院なんじゃないかって思う時がある。
治ったのが全部夢なんじゃないかって。
俺、事故の後のほうが評価上がってるしさ、映画も。
それくらいトラウマになってるんだよ。
事故起きたら時間がどれくらい経ってるかとかもわからないしね。
ビートたけしの名言・格言 126 / 134
最後まで押し通せなかったらやさしさではない。
途中でくじけるなら悪人になればいい。
やさしさは根性です。
ビートたけしの名言・格言 127 / 134
(明石家さんまさんについて)俺にとってあの人は、自分のキャリアの中ですごいと思わされた一人
ビートたけしの名言・格言 128 / 134
鳥のように自由に空を飛びたいというのは勝手だけど、鳥が飛ぶ為に何万回翼を動かしているかよく見てごらん
ビートたけしの名言・格言 129 / 134
物体は激しく動けば、それだけ摩擦が大きくなる。
人間だって、激しく動くと熱を持つのだ。
はたから見れば、輝いている人間のことが、きっと羨ましく見えるのだろう。
だけど、輝いている本人は熱くてたまらない。
星だって、何千光年という遠くの地球から見れば、美しく輝く存在だ。
「いいなあ、あの星みたいに輝きたい」人はそう言うかもしれないけれど、その星はたまったもんじゃない。
何億度という熱で燃えている。
しかも、燃え尽きるまで、そうやって輝いていなくちゃいけない。
これは真面目に、結構辛いことなのだ。
ビートたけしの名言・格言 130 / 134
貧乏を貧乏の中に封じ込めて、その中で金を回すという商売が多すぎるんだよ。
服でも食べ物でも、安売りの品だけを買ってたり、安くて早くてという所に並んでばかりだと、絶対上に上がれないよ
ビートたけしの名言・格言 131 / 134
たけし、やっぱり芸は10年だな、ウンッと言われたけど、お前に言われたくねぇよ本気で思った。
ビートたけしの名言・格言 132 / 134
こんな俺でも相方がいたからずっと芸能界やってこれた。
これが別の相方だったら俺はすぐに終わっていたと思う。
ビートたけしの名言・格言 133 / 134
テロでは、5000人が死んだわけだけど、それを数だけで語ることは怖いこと
ビートたけしの名言・格言 134 / 134
生きることは大切だけど、人生何十年っていっても、それ以上に激しく動いたほうがいい。
だから、ちょっと嫌なことがあると、急に仕事したくなる、本書いたり。たまに、本の中にそいつの悪口入れたり。